ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはグルタミン酸作動性およびシナプスシグナル伝達経路を調節して、虚血性脳卒中が誘発した神経変性を軽減する

Quercetin attenuated ischemic stroke induced neurodegeneration by modulating glutamatergic and synaptic signaling pathways

要旨:
ラットに中大脳動脈閉塞再灌流(MCAO)を施して、虚血性脳卒中のモデルとした。ケルセチンを投与すると、虚血性脳卒中に起因する皮質および線条体ニューロンの細胞死を減少し、NR2a/PSD95の減少が逆転し、CRMP2のリン酸化を阻害した。ケルセチンはまた、活性酸素種の軽減と、炎症誘導経路の遮断にも寄与した。