ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの分子ドッキング: 新しい抗炎症薬および鎮痛薬の開発のための有望なアプローチ

Molecular docking of quercetin: a promising approach for the development of new anti-inflammatory and analgesic drugs

要旨:
動物実験にて、ケルセチンが示した鎮痛活性(体を捻った際の痙攣の減少)と抗炎症作用(耳のむくみの減少)に関する分子メカニズムを解明すべく、分子ドッキングによる検証を行った。ケルセチンは、COX-2受容体に高い親和性を示し、拮抗薬としての働きを示唆した。