ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アリシンとケルセチンの局所塗布による相乗的な相互作用は、ラットの炎症を介して糖尿病性創傷の治癒を促進する

Synergistic Interaction between Topical Application of Allicin and Quercetin Enhances Diabetic Wound Healing via Inflammatory in Wistar Rats

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のラットの背中に1×1cmの傷を負わせ、糖尿病性創傷のモデルとした。アリシン・ケルセチン・両者の組合せをそれぞれ、1日1回、7日間に渡り塗布した。いずれも対照と比べて顕著にTGF-βとVEGFを増大し、TNF-αは減少して、創傷治癒を促進した。組合せは単独処置と比べて、良好な結果を与えた。