アリシンとケルセチンの局所塗布による相乗的な相互作用は、ラットの炎症を介して糖尿病性創傷の治癒を促進する
Synergistic Interaction between Topical Application of Allicin and Quercetin Enhances Diabetic Wound Healing via Inflammatory in Wistar Rats
- 出典:
- Sains Malaysiana
- 2024
- 53
- 397-408
- DOI:
- 10.17576/jsm-2024-5302-13
- 要旨:
- ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のラットの背中に1×1cmの傷を負わせ、糖尿病性創傷のモデルとした。アリシン・ケルセチン・両者の組合せをそれぞれ、1日1回、7日間に渡り塗布した。いずれも対照と比べて顕著にTGF-βとVEGFを増大し、TNF-αは減少して、創傷治癒を促進した。組合せは単独処置と比べて、良好な結果を与えた。