キイロショウジョウバエを用いるケルセチンナノ結合体の抗アルツハイマー病活性
Quercetin Nanoconjugates for Anti-Alzheimer’s Activity: An Investigation on Drosophila melanogaster Model
- 著作名:
- Triveni Shelke
- Pranita Rananaware
- Nameeta Choudhary
- Seekha Naik
- Rangappa S. Keri
- Varsha Brahmkhatri
- Monalisa Mishra
- 出典:
- BioNanoScience
- 2024
- 14
- in press
- DOI:
- 10.1007/s12668-024-01369-1
- 要旨:
- ナノ化したポリビニルピロリドンにケルセチンを結合して、新規DDSを設計した。アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβ42を産出するキイロショウジョウバエの変異体の目は、小さくて狭く色素が濃い特徴がある。目の表現型の変化をアミロイドβ42の分解を見なした。ケルセチンナノ結合体の投与は、目の外見の変化を誘導して、アミロイドβ42の除去もしくは分解を示唆した。また、チオフラビンT染色法においても、アミロイドβ42の蓄積の消失を確認した。