合成したケルセチンの抗酸化作用の評価と、オーク材由来の標準品との比較
Determining the Antioxidant Properties of Synthesized Quercetin and Comparing it With Its Standard Sample in Oak
- 出典:
- Biological and Molecular Chemistry
- 2024
- 2
- 23-32
- DOI:
- 10.22034/BMC.2024.449698.1032
- 要旨:
- アルドール縮合・酸化・脱保護の3工程にて、ケルセチンを収率95%で合成した。合成品の構造は、1Hおよび13C-NMRにて確認した。また、酸化による3位のエノール形成の反応機構も考察した。得られた合成ケルセチンは、オーク材由来の標準品よりも高いラジカル消去作用を示し、純度の違いを反映した。