ケルセチンは、ブタ急性下痢症候群コロナウィルス(SADS-CoV)をn vitroとin vivoの両方で阻害する
Quercetin inhibition of porcine intestinal alpha coronavirus in vitro and in vivo
- 出典:
- BMC Veterinary Research
- 2024
- 20
- 134
- DOI:
- 10.1186/s12917-024-03984-2
- 要旨:
- Vitro: ケルセチンは、ブタ急性下痢症候群コロナウィルス(SADS-CoV)の増殖を濃度依存的に阻害した。ケルセチンはP53遺伝子の制御を妨害して、SADS-CoVのライフサイクルにおける吸着と複製の過程を阻害した。Vivo: SADS-CoVに感染した子ブタにケルセチンを投与すると、症状を軽減し、TLR3・IL-6・IL-8・TNF-αを大幅に低下した。