米ぬかグロブリン・キトオリゴ糖・ケルセチン・レスベラトロールから成る共有結合複合体の調製と機能特性
Preparation and functional properties of rice bran globulin-chitooligosaccharide-quercetin-resveratrol covalent complex
- 出典:
- Journal of the Science of Food and Agriculture
- 2024
- 104
- 4977-4988
- DOI:
- 10.1002/jsfa.13506
- 要旨:
- 米ぬかグロブリンとキトオリゴ糖を混合して加熱すると、メイラード反応により糖蛋白質を生成した。得られた糖蛋白質にケルセチンとレスベラトロールを作用して、糖蛋白質-ケルセチン-レスベラトロールが共有結合した複合体を調製した。複合体をHepG2に投与すると、細胞内の活性酸素種とマロンジアルデヒドを減少し、SOD・カタラーゼ・GPxの活性を増強した。複合体はまた、カスパーゼ-3とp53の発現を減少し、Bcl-2の発現は上方調節して、アポトーシスを抑制した。