ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはオートファジーと壊死を調節して、リポ多糖が誘発した肝炎を軽減する

Quercetin Attenuates Lipopolysaccharide-Induced Hepatic Inflammation by Modulating Autophagy and Necroptosis

著作名:
Jinhai Yu
Rong Fu
Amin Buhe
Bing Xu
出典:
Poultry Science
2024
103
103719
DOI:
10.1016/j.psj.2024.103719
キーワード:
リポ多糖
ケルセチン
抗炎症作用
オートファジー
壊死
ex vivo
要旨:
ニワトリの胚にリポ多糖を投与すると、肝に相当する部位にてTLR4・TNF-α・IL-1β・IL-10・IL-6・MYD88・NF-κB・p38・MMP3のmRNA発現が増大したが、ケルセチンの共投与が軽減した。同様にリポ多糖が昇したオートファジー(ATG5・ATG7・Beclin-1・LC3A・LC3B)および壊死(Fas・Bcl-2・Drp1・RIPK1)に関連するmRNAの発現も、ケルセチンが抑制した。