ケルセチンとケンフェロールが主成分である、Adiantum lunulatum BurmおよびPolystichum acrosticchoidesのメタノール抽出物は抗糖尿病活性を示す
Efficacy of Quercetin and Kaempferol from Methanolic Extracts of Adiantum lunulatum Burm. F. and Polystichum acrostichoides as Antidiabetic Activity
- 出典:
- Asian Journal of Chemistry
- 2024
- 36
- 749–754
- DOI:
- 10.14233/ajchem.2024.31106
- 要旨:
- 2種類のシダ類Adiantum lunulatum Burm (AL)およびPolystichum acrosticchoides (PA)の地上部をメタノールで抽出した。それぞれの抽出物をLC-MS分析した結果、ケルセチンとケンフェロールが主成分であった。α-アミラーゼおよびα-グルコシダーゼの阻害活性は、AL抽出物の方がPA抽出物よりも高かった。インスリンが有するグルコースのL6筋管細胞への取込みを、両抽出物ともに高めたが、AL抽出物の方がより優れていた。