枝分れのないキヌアデンプン・トウモロコシデンプン・ワキシートウモロコシデンプンの自己集合ナノ粒子を用いる、クリシンとルチンのカプセル封入
Encapsulation of chrysin and rutin using self-assembled nanoparticles of debranched quinoa, maize, and waxy maize starches
- 出典:
- Carbohydrate Polymers
- 2024
- 337
- 122118
- DOI:
- 10.1016/j.carbpol.2024.122118
- 要旨:
- クリシンとルチンのバイオアベイラビリティを向上すべく、封入するデンプンの種類を検討した。その結果、枝分れのないキヌアデンプン・トウモロコシデンプン・ワキシートウモロコシデンプンの自己集合ナノ粒子が最適であり、封入効率はクリシンが74.3%で、ルチンは79.1%であった。それぞれのデンプンを単独で使用した製剤と比べて顕著に、模擬消化液中にてクリシンとルチンの放出が持続し、高いラジカル消去活性を示した。