ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

子宮内潅流圧の低下によるラットの妊娠高血圧症候群は、エンドセリン-1およびエンドセリン-1A型受容体の調節を通じてケルセチンが軽減する

Quercetin attenuates reduced uterine perfusion pressure -induced hypertension in pregnant rats through regulation of endothelin-1 and endothelin-1 type A receptor

著作名:
Xia Sun
Shuping Zhang
Haitao Song
出典:
Lipids in Health and Disease
2020
19
180
DOI:
10.1186/s12944-020-01357-w
キーワード:
子宮内潅流圧
妊娠高血圧症候群
ラット
ケルセチン
エンドセリン
動物実験
要旨:
子宮内潅流圧低下が惹起した、妊娠高血圧症候群のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは収縮期・弛緩期ともに血圧を低下させ、胎児吸収のリスクを減少させた。ケルセチンはまた、血中のエンドセリンと可溶性fms様チロシンキナーゼ-1を減少させ、胎児の体重と血管内皮増殖因子を増加させた。