ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ペリリルアルコールとケルセチンは、PARP1を介したmiR-204の下方調節とその下流経路により、ラットのモノクロタリン誘発性肺動脈性肺高血圧症を改善する

Perillyle alcohol and Quercetin ameliorate monocrotaline-induced pulmonary artery hypertension in rats through PARP1-mediated miR-204 down-regulation and its downstream pathway

要旨:
モノクロタリンで惹起したラットの肺動脈性肺高血圧症を、ケルセチンもしくはペリリルアルコールが効果的に改善した。モノクロタリンは、肺に炎症をもたらし、肺小動脈を厚くする。ケルセチンもしくはペリリルアルコールを投与すると、この様な病変を元に戻し、減少したmiR-204を顕著に増大させた。一方、PARP1・HIF1α・NFATc2は減少させた。