メソポーラスシリカ粒子のアミン・カルボキシル・チオール官能基化が、模擬胃腸状態におけるケルセチンの送達効率に及ぼす影響
Effect of Amine, Carboxyl, or Thiol Functionalization of Mesoporous Silica Particles on Their Efficiency as a Quercetin Delivery System in Simulated Gastrointestinal Conditions
- 著作名:
- Alexis Matadamas-Ortiz
- Juan F. Pérez-Robles
- Rosalía Reynoso-Camacho
- Silvia L. Amaya-Llano
- Aldo Amaro-Reyes
- Prospero Di Pierro
- Carlos Regalado-González
- 出典:
- Foods
- 2024
- 13
- 1208
- DOI:
- 10.3390/foods13081208
- キーワード:
- ケルセチン
- 送達システム
- メソポーラスシリカ粒子
- 官能基化
- 要旨:
- ケルセチンの送達システムを設計するにあたり、キャリアであるメソポーラスシリカ粒子の官能基化の影響を検討した。アミン・カルボキシル・チオールの各官能基を導入したメソポーラスシリカ粒子をそれぞれ合成し、ケルセチンを担持した。ケルセチンの含有量は、アミンが最大化して19.79±2.42%であった。pH 1.5もしくは7.4における粒子径は、カルボキシル最小化して約200 nmであった。pH 7.4におけるケルセチンの放出率は、チオールが最大化して11.43%であった。