ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを配合したブラッククミン(Nigella sativa)種子油を基盤とするナノ乳濁液による、テストステロンが誘発した前立腺肥大症の保護と抗酸化作用

Protective and Antioxidant Effects of Quercetin Loaded Black Cumin ‎‎(Nigella sativa L) Seed Oil-Based Nanoemulsion in Testosterone-Induced ‎Benign Prostatic Hyperplasia: An Experimental Study

著作名:
Ali Jafari
Negar Panahi
Saeed Hessaraki
Ghasem Akbari
出典:
Archives of Razi Institute
2024
79
in press
DOI:
10.22092/ARI.2024.364225.2951
キーワード:
前立腺肥大症
ラット
ケルセチン
ブラッククミン種子油
ナノ乳濁液
抗酸化作用
動物実験
要旨:
テストステロンで惹起した前立腺肥大症のモデルラットに、1) フリーのケルセチン、2) ブラッククミン種子油ナノ乳濁液、3) ケルセチンを含むブラッククミン種子油ナノ乳濁液をそれぞれ投与した。3)は、前立腺の重量を対照と比べて40%減少し、前立腺肥大症の指数を86.7%減少した。3)はまた、血中のマロンジアルデヒドを減少し、SODとGPxの活性を増大して、1)や2)と比べて優れた抗酸化作用を示した。