ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ピペリン・ケルセチン・クルクミンは、皮膚リーシュマニア症の局所治療に有望である

Piperine, quercetin, and curcumin identified as promising natural products for topical treatment of cutaneous leishmaniasis

要旨:
Vitro: リーシュマニア原虫に感染したマクロファージを用いる抗リーシュマニア活性(EC50値)は、ピペリンが8.8 μM、ケルセチンが32 μM、クルクミンが31 μMであった。Vivo: 皮膚リーシュマニア症のハムスターに15日間の局所塗布を行った。治癒率はピペリンが67%、ケルセチンが100%、クルクミンが83%であり、必ずしもvitro実験の結果が反映されていない。