ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソプロテレノールが誘発した心筋梗塞のモデルラットにおける、アポトーシス指数P38およびMK2を指標としたケルセチンナノリポソームによる8週間の断続的なリハビリテーショントレーニングの効果

The Effect of Eight Weeks of Intermittent Rehabilitation Training with Quercetin ‎Nanoliposome on the Apoptotic Indices of P38 and MK2 in Male Rats with Isoproterenol ‎Induced Myocardial Infarction Model

著作名:
S. Ahmadi
F. Taghian
Kh. Jalali Dehkordi
M. Kargar Fard
出典:
Journal of Paramedical Science and Rehabilitation
2024
13
42-55
DOI:
10.22038/JPSR.2024.77109.2593
キーワード:
心筋梗塞
ラット
ケルセチン
運動
アポトーシス
MK2
P38
動物実験
要旨:
イソプロテレノールで惹起した心筋梗塞のモデルラットに、ケルセチン投与・運動・両者の併用それぞれの処置を施した。ケルセチンを含むナノリポソームを用いて、10 mg/kgの用量に調整した。心組織におけるMK2遺伝子(アポトーシスの指標)の発現は、ケルセチンと運動の介入にて対照群と比べて有意に減少し、併用群ではさらに効果的であった。しかし、P38の発現にはケルセチン・運動ともに効果を認めなかった。