ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アルツハイマー病の細胞モデルPC12における遺伝子の発現に及ぼす、タイム精油・タマネギ抽出物・活性成分(チモールおよびケルセチン)の影響

Investigating the effects of Thymus vulgaris essential oil, Allium cepa extract, and their active compounds (thymol and quercetin) on expression profile of genes related to Alzheimer's disease in PC12 model cell

要旨:
PC12細胞をホルムアルデヒドで刺激して、アルツハイマー病の細胞モデルとした。タイム精油とその成分であるチモールは細胞の生存率を改善し、タマネギ抽出物とその成分であるケルセチンはアポトーシスを抑制した。特にタイム精油は、アルツハイマー病に関与する遺伝子の発現に高い影響を及ぼた。