ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンを担持したカーボンドットによる、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の肺感染の制御

Rutin-Loaded Carbon Dots for Management of Methicillin-Resistant Staphylococcus aureus Lung Infection

要旨:
自己集合を利用して、ルチン担持したカーボンドット(R-CD)を1工程で調製した。得られたR-CDは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の最小発育阻止濃度が32 μg/mLであった。MRSAは宿主細胞の細胞膜を破壊して透過性か増加しているため、R-CDが効果的に殺菌した。MRSAが肺に感染したマウスにおいても、R-CDの有効性を実証した。