ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは炎症・アポトーシス・フェロトーシスを抑制して、マクロファージが媒介する傷害から肝細胞を保護する

Protective effect of quercetin against macrophage-mediated hepatocyte injury via anti-inflammation, anti-apoptosis and inhibition of ferroptosis

要旨:
コンカナバリンA処置したマクロファージJ774A.1で肝細胞Brl3aを刺激して、自己免疫性肝炎の細胞モデルとした。ケルセチンの投与は、ALTとASTを低減し、コンカナバリンAが誘導するJ774A.1の浸潤を抑制した。ケルセチンは、コンカナバリンAによる炎症性サイトカインの発現を阻害し、マクロファージによるBrl3aのアポトーシスとフェロトーシスを抑制した。