ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ミトコンドリア調節を介したイソラムネチンの抗血小板活性

Antiplatelet Activity of Isorhamnetin via Mitochondrial Regulation

要旨:
コラーゲンもしくはトロンビン受容体作動性ペプチド-6(TRAP-6)で刺激した血小板凝固に、イソラムネチンを添加してその阻害効果を調べた。その結果、8.1±2.6および16.1±11.1 μMのIC50値を示した。コラーゲンやTRAP-6が上昇させた血小板中のATPを、イソラムネチンが減少させた。