ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フェニルヒドラジンが誘発した溶血性貧血のモデルマウスにおける、精子形成と精巣構造に対するケルセチンとミルタザピンの効果

Effect of Quercetin and Mirtazapine on Spermatogenesis and Testis Structure in Phenylhydrazine-Induced Hemolytic Anemia Mice: An Experimental Study

著作名:
Tohid Mohammadi
出典:
Food and Chemical Toxicology
2024
189
114732
DOI:
10.1016/j.fct.2024.114732
キーワード:
フェニルヒドラジン
マウス
ケルセチン
ミルタザピン
精子保護
精巣保護
抗酸化作用
動物実験
要旨:
フェニルヒドラジンを投与したマウスは、精子の質が低下し、精巣組織には酸化的損傷を誘発した。ケルセチンもしくはミルタザピンの投与は、精子の運動性と数を増大し、異常形状の精子を減少し、精巣中のマロンジアルデヒドを減少し、GPx・SOD・総抗酸化能は増大した。ケルセチンとミルタザピンはまた、フェニルヒドラジンがもたらした精巣組織の壊死を軽減した。