ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを含む注射用バイオガラスヒドロゲルは、Per1におけるN6-メチルアデノシンの変化を促進して、歯周骨欠損における酸化ストレスを軽減する

Quercetin-Loaded Bioglass Injectable Hydrogel Promotes m6A Alteration of Per1 to Alleviate Oxidative Stress for Periodontal Bone Defects

要旨:
バイオガラス微小球と注射用ヒドロゲルで構成する薬物制御送達システムに、ケルセチンを封入した。口腔顔面間葉系幹細胞(OMSCs)に作用すると、放出されたケルセチンがRUNX2およびALPの発現を上方調節して、骨形成分化を促進した。ケルセチンは時計遺伝子Per1におけるN6-メチルアデノシン(m6A)の割合を増大して、酸化ストレスを軽減した。