1週間のケルセチン摂取による、高齢者のレジスタンス運動前およびレジスタンス運動中の運動単位動員パターンの変化: 無作為化比較試験
One-week quercetin intervention modifies motor unit recruitment patterns before and during resistance exercise in older adults: A randomized controlled trial
- 出典:
- Physiology & Behavior
- 2024
- 282
- 114585
- DOI:
- 10.1016/j.physbeh.2024.114585
- 要旨:
- 高齢者を対象とする、レジスタンス運動における運動単位と筋収縮に及ぼすケルセチン摂取の影響を検証した臨床研究。被験者24名をランダムに2群に分け、片方は酵素処理イソケルシトリンを1週間摂取し、残りはプラセボを摂取した。摂取期間の前後に1セッションのレジスタンス運動を行い、運動単位と筋収縮を測定した。運動単位動員閾値のベースラインからの変化は、介入群で顕著に減少し(P<0.001)、対照群では有意差がなかった(P=0.263)。電気的に誘発する筋収縮に関しては、両群間ともベースラインからの変化を認めなかった。