アクリルアミドが誘発するラットの血液成分の変動へのケルセチンの効果
Effects of Quercetin on Acrylamide-Induced Variation of Serum Elements in Rats
- 出典:
- Biological Trace Element Research
- 2021
- 199
- 2972–2982
- DOI:
- 10.1007/s12011-020-02407-1
- 要旨:
- アクリルアミドで惹起した、血液成分(主に金属)の変化への保護効果を、ケルセチンが示した。ラットにアクリルアミドを投与すると、血中のバナジウム・銅・亜鉛・セレン・コバルト・マグネシウムが低下し、カルシウム値が上昇した。しかし、ケルセチンを共投与すると正常化した。ケルセチンの抗酸化および抗炎症作用によると考えられた。