ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを含むカルボキシメチルセルロースナノゲルの合成: 形態学的構造とin vitro放出

Synthesis of quercetin-loaded carboxymethyl cellulose nanogel: morphological structure and in vitro release

著作名:
Samar A. El-Kholy
Samar S. Osman
Raghda Abdel-Sattar
Ibrahim El-Tantawy El Sayed
出典:
Biomass Conversion and Biorefinery
2024
14
in press
DOI:
10.1007/s13399-024-05600-7
キーワード:
ケルセチン
カルボキシメチルセルロース
乳癌
MCF-7
肝癌
HepG2
要旨:
ケルセチンのバイオアベイラビリティを向上すべく、カルボキシメチルセルロースをキャリアとするナノ製剤を設計した。粒径は93~591 nmで、ゼータ電位は−41~−25 mVの範囲にあった。ケルセチンの放出は7時間継続し、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7およびヒト由来肝癌細胞株HepG2に強い細胞毒性を示し、アポトーシスを誘導した。