メタボリックシンドロームの高齢者における、血小板の機能状態と血液粘度へのケルセチンの影響
The influence of quercetin on the functional state of platelets and the viscosity of blood among the aged people with the metabolic syndrome
- 著作名:
- Oleg Korkushko
- Svitlana Naskalova
- Ivanna Antonuk-Shchehlova
- Georgij Duzhak
- Olena Bondarenko
- Oksana Grib
- Valeri Shatilo
- 出典:
- Ageing and Longevity
- 2020
- 1
- 27-32
- DOI:
- 10.47855/jal9020-2020-1-5
- 要旨:
- 60~75歳のメタボリックシンドローム患者110名を対象とする、ケルセチンの効果を検証した臨床研究。55名ずつランダムに2分し、片方はケルセチン80mgを含む咀嚼錠を1日3回摂取し、もう片方のグループはプラセボを服用した。3カ月間の服用期間後、血液検査を行った。ケルセチン群はプラセボ群と比べて、血液の粘度を改善し、血小板の凝集を低減した。また、総コレステロールおよびLDLの減少も顕著であった。