ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

実験的自己免疫性脳脊髄炎にてケルセチンは、STAT4を標的として樹状細胞の活性化を制御する

Quercetin regulates dendritic cell activation by targeting STAT4 in the treatment of experimental autoimmune encephalomyelitis

著作名:
Fang Zhou
Yu-Xin Guo
Rui Gao
Xiao-Yu Ji
Yu-Xuan Tang
Li-Bin Wang
Yuan Zhang
Xing Li
出典:
Toxicology and Applied Pharmacology
2024
488
116980
DOI:
10.1016/j.taap.2024.116980
キーワード:
実験的自己免疫性脳脊髄炎
多発性硬化症
樹状細胞
ケルセチン
STAT4
要旨:
実験的自己免疫性脳脊髄炎とは、多発性硬化症のモデルである。樹状細胞の活性化が多発性硬化症の病因として知られているが、共培養システムにてケルセチンはTh17細胞の分化を抑制して、樹状細胞の活性化を阻害した。ケルセチンの作用メカニズムとして、STAT4のリン酸化の抑制を発見した。