ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ナノ構造の四面体フレームワーク核酸-ケルセチン複合体による放射線膀胱炎の改善

Amelioration of radiation cystitis by tetrahedral framework nucleic acid nanostructures functionalized with quercetin

要旨:
ケルセチンの水溶性とバイオアベイラビリティを改善すべく、四面体フレームワーク核酸-ケルセチン複合体を新規に設計した。得られたナノ製剤は、ケルセチンを持続して放出し、良好な水溶性と強力な細胞内移行能力を獲得し、生体適合性と安全性を備えていた。その結果、ナノ製剤は放射線膀胱炎における血管新生を促進して、放射線がもたらした酸化ストレスと炎症を軽減した。