ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

シスプラチンとケルセチンを含むバイオナノミセルの開発に不可欠な要素の系統的な精査

Systematic Scrutinization of Vital factors for the Development of Efficient Cisplatin-Quercetin Loaded Bionanomicelles

著作名:
Hardik Rana
Mansi Dholakia
Vaishali Gandhi
出典:
Hacettepe University Journal of the Faculty of Pharmacy
2024
44
92-107
DOI:
10.52794/hujpharm.1298173
キーワード:
シスプラチン
ケルセチン
ナノミセル
QBD
最適化
要旨:
シスプラチンとケルセチンを含む、生分解性ポリマーを基盤とするナノミセルを開発した。乳酸-グリコール酸共重合体(PLGA)50:50を用いる溶媒蒸発法により、シスプラチンとケルセチンを封入した。プロセスの重要パラメータをQBD(クオリティ・バイ・デザイン)で特定し、PLGAの量を独立変数とし粒子サイズと封入効率を従属変数として製法を最適化した。その結果、シスプラチンとケルセチンの放出が8時間持続するナノミセルを得た。