ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病ラットにおける運動とケルセチン摂取の組合せが、肝組織のFOXO1とATG5の遺伝子発現に及ぼす影響

Effect of eight weeks of high-intensity interval training and moderate-intensity continuous training with quercetin supplementation on the gene expression of foxo1 and atg5 in the liver of diabetic obese rats

著作名:
Farnaz Seifi
Mojdeh Khajehlandi
出典:
Jorjani Biomedicine Journal
2023
11 (4)
19-23
DOI:
10.29252/jorjanibiomedj.11.4.19
キーワード:
糖尿病
ラット
運動
ケルセチン
FOXO1
ATG5
動物実験
要旨:
ラットを以下の7群に分けた。1) 正常群、2) 糖尿病群、3) 糖尿病+ケルセチン投与群、4) 糖尿病+高強度インターバルトレーニング群、5) 糖尿病+中強度連続トレーニング群、6) 糖尿病+高強度インターバルトレーニング+ケルセチン投与群、7) 糖尿病+中強度連続トレーニング+ケルセチン投与群。なお、糖尿病は高脂肪食で惹起し、運動にはトレッドミルを使用した。1)と2)を比較すると、糖尿病は肝中のFOXO1の発現を上昇し、ATG5の発現は減少した。4)~7)は2)に比べて、FOXO1の発現が減少し、ATG5は増加した。しかし、4)~7)間には差がなく、運動の種類やケルセチンとの組合せは影響しなかった。