ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Myxopyrum smilacifoliumの抗酸化作用と、含有するケルセチンとルテオリン

An insight into the antioxidant activities and the exploration of record high quantities of quercetin and luteolin in the plant parts of Myxopyrum smilacifolium (wall.) Blume

要旨:
Myxopyrum smilacifolium(モクセイ科の植物)の根のメタノール抽出物は、強い抗酸化作用を示した。ラジカル消去のIC50値は、DPPHラジカルが16.39 μg/mL、ABTSラジカルが19.80 μg/mLであった。優れた抗酸化作用は、ポリフェノールとフラボノイドを多く含むことに起因する。LC-MS/MS定量の結果、主成分はケルセチンとルテオリンであり、含量はそれぞれ238.86~310.99 μg/gおよび201.49~234.10 μg/gと決定した。