ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

センジュラン(Yucca aloifolia variegate)はHIV-1プロテアーゼを標的として抗HIVとして機能する: in silico探索

Computational investigation of Y. aloifolia variegate as anti-Human Immunodeficiency Virus (HIV) targeting HIV-1 protease: A multiscale in-silico exploration

要旨:
センジュラン(千寿蘭、Yucca aloifolia variegate)はフラボノイドを多く含み、抗ウィルス作用が期待できる。そこでセンジュランの構成成分を対象として、HIV-1プロテアーゼの結合ポケットと親和性を持つ化合物を、分子ドッキングにてバーチャルスクリーニングした。その結果、ルチン(−8.04 kcal/mol)とイソラムネチン-3-O-ルチノシド(−8.00 kcal/mol)が高い親和性を示し、有望であった。