ケルセチンを含むニオソームの表面をカチオン性脂質で修飾する: 緑膿菌感染症における適切な薬物送達システム
Surface modified niosomal quercetin with cationic lipid: an appropriate drug delivery system against Pseudomonas aeruginosa Infections
- 出典:
- Scientific Reports
- 2024
- 14
- 13362
- DOI:
- 10.1038/s41598-024-64416-7
- 要旨:
- ケルセチンを含むニオソームにおける、ステアリルアミンによる表面処理の有無を比較した。ケルセチンの封入効率は、ステアリルアミン処理したニオソームが75.9%で、処理しないと59.6%に低下した。また、緑膿菌における抗菌活性とバイオフィルム形成の抑制作用ともに、ステアリルアミン処理したニオソームの方が良好な結果を与えた。