ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アメリカエノキ(Celtis occidentalis)葉抽出物のケルセチンのHPTLC定量と、熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)のプロテアーゼ阻害活性

HPTLC quantification of quercetin from leaf extracts of C. occidentalis L. and its inhibitory activity against protease enzyme of P. falciparum

要旨:
アメリカエノキ(Celtis occidentalis)葉抽出物に含まれるケルセチンをHPTLCで定量したところ、1.79~4.10% w/wであった。また、クロロホルムが最適な抽出溶媒であり、高品質のケルセチンを与えた。分子ドッキングの結果、ケルセチンは熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)のプロテアーゼに高い親和性を示し、結合エネルギーは−7.5 kcal/molと算出された。