ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンはPI3K/AKT/eNOSシグナル伝達経路を活性化して、ラットの糖尿病性勃起不全を改善する

Isorhamnetin improves diabetes-induced erectile dysfunction in rats through activation of the PI3K/AKT/eNOS signaling pathway

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットに、イソラムネチンを投与した。イソラムネチンは海綿組織の線維化を抑制(コラーゲンの減少および平滑筋の増加)して、糖尿病の合併症としての勃起不全の改善を示唆した。イソラムネチンはまた、海綿組織におけるCD31を増加し、PI3K/AKT/eNOSシグナル伝達経路を活性化し、アポトーシスを阻害した。