二成分を混合したポリフェノールの抗酸化作用に影響を与える要因
Factors influencing the antioxidant properties of binary mixtures of quercetin and chlorogenic acid as well as quercetin and kaempferol
- 出典:
- Chemical Papers
- 2024
- 78
- 6671–6684
- DOI:
- 10.1007/s11696-024-03565-5
- 要旨:
- 二成分を混合したポリフェノールの抗酸化作用を評価した。ポリフェノールの含有量に加え、金属イオン・水素イオン・水・反応溶媒の影響を考慮した。得られた結果は、拮抗作用から相加作用まで多岐に渡った。二成分混合物の抗酸化作用に最も大きな影響を与えた因子は、クロロゲン酸とケルセチンにおける金属イオンと水素イオンの存在であった。