ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ラミニン受容体のポリフェノールおよびグリコサミノグリカン結合部位への結合を介した、レスベラトロールとケルセチンの各グルクロン酸抱合体による神経保護

Neuroprotection by resveratrol-glucuronide and quercetin-glucuronide via binding to polyphenol- and glycosaminoglycan-binding sites in the laminin receptor

要旨:
レスベラトロールとケルセチンの各グルクロン酸抱合体は、ラミニン受容体に高い親和性で結合した。同受容体には、疎水性のA部位と親水性のB部位なる2か所の結合部位が存在する。両グルクロン酸抱合体ともに、両方の部位に結合できることが判明した。従って、両グルクロン酸抱合体による相乗的な神経保護効果を生じる可能性を示唆した。