ケルセチンを含むポリビニルアルコールとゼラチンから成るナノファイバーをTi-6Al-4V骨インプラント上にコーティングして、抗菌活性を向上する
Development of Quercetin-loaded polyvinyl-alcohol/gelatin nanofibrous coating over Ti–6Al–4V bone implant with improved antibacterial and bioactive characteristics
- 出典:
- Journal of Materials Science
- 2024
- 59
- 11799–11816
- DOI:
- 10.1007/s10853-024-09899-5
- 要旨:
- インプラント装着に伴う感染症に対抗すべく、表面に抗菌活性を有するケルセチンに配置を考案した。そこで、ケルセチンを含むポリビニルアルコールとゼラチンから成るナノファイバーを、チタンベース(Ti–6Al–4V)の骨インプラントの表面にコーティングした。インプラント表面からケルセチンが放出され、黄色ブドウ球菌の感染に対抗する必要な保護を提供した。安定したケルセチンの放出はまた、骨組織におけるALP活性を向上し、骨芽細胞によるミネラル沈着を促進した。