ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

消化性潰瘍の治療薬候補として有望なルチンの薬理学的な洞察

Pharmacological insight of rutin as a potential candidate against peptic ulcer

著作名:
Sajidur Rahman Akash
Afrida Tabassum
Lamisa Manha Aditee
Abidur Rahman
Imran Hossain
Abdul Hannan
Jamal Uddin
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2024
177
116961
DOI:
10.1016/j.biopha.2024.116961
キーワード:
総説
ルチン
消化性潰瘍
作用機序
要旨:
ルチンの消化性潰瘍(胃潰瘍と十二指腸潰瘍の総称)の治療効果に関する、動物実験とin vitro実験の論文をまとめた総説。まず、ルチンの薬理作用と消化性潰瘍の病理を概説する。本論では、酸化ストレス・炎症・ピロリ菌に章分けして、ルチンの作用機序を論じる。最後に、研究の限界と今後の展望を言及している。