ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンによる結腸直腸癌の治療の可能性をin silicoで探る

In silico efficacy of quercetin as a therapeutic potential for colorectal cancer

要旨:
分子ドッキングの結果、ケルセチンは結腸直腸癌の標的蛋白質8種(APC・BUBR1・CDK8・CDK8・FABP6・KRas・BCL–XL・BCL2)と高い親和性を示した。APC・CDK8・Krasとの親和性は、ケルセチンによるWnt/β-カテニンシグナル伝達の抑制を示唆した。BCL–XLおよびBCL2との親和性は、ケルセチンによるアポトーシスの誘導を示唆した。