ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンはプロスタグランジンE2とシクロオキシゲナーゼ2を阻害して、リポ多糖がRAW264.7マクロファージに誘発した炎症応答を弱める

Isorhamnetin attenuated LPS stimulated inflammatory response in RAW 264.7 macrophages via inhibiting Prostaglandin E2 and Cyclooxygenase 2

著作名:
Aditya Mantri
Silambarasan K.
Lakshmi T.
Royapuram Parthasarathy Parameswari
出典:
African Journal of Biological Sciences
2024
6, Special Issue 2
3303-3314
DOI:
10.33472/AFJBS.6.Si2.2024.3303-3314
キーワード:
RAW264.7
マクロファージ
イソラムネチン
抗炎症作用
要旨:
リポ多糖で刺激したRAW264.7マクロファージにイソラムネチンを投与すると、濃度依存的に生存率を改善した。イソラムネチンは一酸化窒素と活性酸素種を減少し、TNF-α・Cox-2・iNOS・プロスタグランジンE2・IL-6の発現を抑制して抗炎症作用を発揮した。よって、イソラムネチンは、副作用が問題視されている非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の代替として期待できる。