ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ブルーベリーの品質と安全性を維持する、ベルベリンとケルセチンを含むポリ乳酸を基盤とする活性フィルム

Comparison of Polylactide-Based Active Films Containing Berberine and Quercetin as Systems for Maintaining the Quality and Safety of Blueberries

要旨:
ポリ乳酸を基盤とするフィルムにケルセチンもしくはベルベリンを添加して、食品との接触の観点から、それぞれの物性評価を行った。ケルセチンを含むフィルムは、ベルベリンと比べて著しく高いラジカル消去作用を示した。一方、水蒸気の透過に対する耐性は、ベルベリン添加フィルムの方が優れていた。ベルベリンとケルセチンは両方とも、包装したブルーベリーを紫外線から保護して、品質低下が大幅に遅らせた。