ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン-キトサン結合体の骨形成能: 骨粗鬆症モデルにおけるin vitroおよびin vivo研究

Exploring the osteogenic potential of chitosan-quercetin bio-conjugate: In vitro and in vivo investigations in osteoporosis models

著作名:
Yi Li
Vimalraj Selvaraj
Sekaran Saravanan
Shahabe Saquib Abullais
Varsha Wankhade
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2024
274
133492
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2024.133492
キーワード:
ケルセチン-キトサン結合体
間葉系幹細胞
骨形成分化
骨粗鬆症
ゼブラフィッシュ
骨吸収
動物実験
要旨:
Vitro: マウス由来間葉系幹細胞にケルセチン-キトサン結合体を投与すると、骨形成分化のマーカー(ALP・Runx2・コラーゲン-1)の発現が顕著に上昇して、骨形成分化を促進した。Vivo: デキサメタゾンで惹起した骨粗鬆症のモデルゼブラフィッシュにケルセチン-キトサン結合体を投与すると、破骨細胞の活性化を阻害し、ヒドロキシプロリンの放出を減少して、骨吸収を抑制した。