ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはPim1を上方調節しオートファジーを強化にて、ロピバカインがSH-SY5Y細胞に誘発した神経毒性を軽減する

Quercetin attenuated ropivacaine-induced neurotoxicity in SH-SY5Y cells through upregulating Pim1 and enhancing autophagy

要旨:
局所麻酔薬ロピバカインを投与したヒト神経芽細胞SH-SY5Yはアポトーシスにより生存率が減少したが、ケルセチンは生存率を回復した。同時に、ケルセチンはLC3IIとベクリン-1の発現を上昇してオートファジーを促進し、Pim1の発現も増大した。Pim1のサイレシングは、ケルセチンのアポトーシス阻害とオートファジー促進の両方の働きを打消した。