ケルセチンは大腸菌に活性酸素種を蓄積して、アポトーシス様の細胞死を誘発する
Bacterial Apoptosis-Like Death through Accumulation of Reactive Oxygen Species by Quercetin in Escherichia coli
- 出典:
- Journal of Microbiology and Biotechnology
- 2024
- 34
- 1395-1400
- DOI:
- 10.4014/jmb.2403.03057
- 要旨:
- 大腸菌にケルセチンを作用すると、DNA断片化による細胞死を観察した。この過程で活性酸素種の発生を認め、ケルセチンの抗菌作用の本質は酸化ストレスの誘発であった。カスパーゼの増大に見られるように、アポトーシスとの共通点がある細胞死であった。