ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

レスベラトロールとケルセチンのナノ粒子は、ヒト糞便移植および高脂肪食で誘発した肥満マウスの熱産生を促進し、腸内細菌叢を調節する

Trans-resveratrol and Quercetin Nanoparticles Promote Thermogenesis and Regulate Gut Microbiota in Human Fecal Transplanted and High-Fat Diet-Induced C57BL/6J Obese Mice

著作名:
Fang Zhou
Shu Wang
出典:
Current Developments in Nutrition
2024
8, Supplement 2
103523
DOI:
10.1016/j.cdnut.2024.103523
キーワード:
肥満
マウス
レスベラトロール
ケルセチン
脂質ナノ粒子
熱産生
腸内細菌叢
動物実験
要旨:
ヒト糞便の移植と高脂肪食で惹起した肥満のモデルマウスに、レスベラトロールとケルセチンを共担持した脂質ナノ粒子を投与した。その結果、褐色脂肪組織における熱産生遺伝子(Ucp1・Elovl3・Cidea)の発現をmRNAレベルで上方調節した。ナノ粒子はまた、Lactobacillus属やBacteroides属の存在を増やして腸内細菌叢を整えた。