ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ゲニステインとケルセチンは、黒色腫細胞SK-MEL-28に細胞毒性・アポトーシス・酸化ストレスを引き起こす

Genistein and quercetin trigger cytotoxicity, apoptosis, and oxidative stress in SK-MEL-28 cutaneous melanoma cells

要旨:
ゲニステインとケルセチンはそれぞれ、50~200 μMの範囲で悪性黒色腫細胞株SK-MEL-28に顕著な細胞毒性を示した。両化合物共にカスパーゼ-9を活性化してアポトーシスを誘導し、酸化ストレスによりSK-MEL-28の核と細胞骨格を収縮して、生存率を減少した。その一方で、正常細胞であるHaCaTには細胞毒性を示さず、選択毒性を認めた。