没食子酸/ケルセチンの併用投与もしくは没食子酸/ルチンの併用投与は、ブスルファンがラットに誘発した精子形成障害と酸化的損傷を軽減する
Effect of co-administration of gallic acid and quercetin or gallic acid and rutin on impaired spermatogenesis and oxidative damage in a busulfan-treated rat model
- 著作名:
- Ogechukwu E. Ezim
- Chisom E. Nebeolisa
- Ifeoma G. Emeagwali-John
- Victoria C. Obinna
- Sunny O. Abarikwu
- 出典:
- Drug and Chemical Toxicology
- 2024
- 47
- in press
- DOI:
- 10.1080/01480545.2024.2369591
- 要旨:
- 抗癌剤ブスルファンで惹起した精巣損傷のモデルラットに、没食子酸/ケルセチンの組合せもしくは没食子酸/ルチンの組合せをそれぞれ投与した。2通りとも、ブスルファンが上昇した精巣組織の過酸化脂質・断片化したDNA・乳酸脱水素酵素・γ-GTP・ALP・ACPを減少し、グルタチオン・アスコルビン酸・SOD・カタラーゼ・GPxは増大して、抗酸化作用を発揮した。さらに、精子形成スコア・生殖腺体指数・精巣の重量・精巣上皮の厚さも、2通りの組合せが回復した。