酸化ストレス下のマウスのβ細胞における、ケルセチンとグリベンクラミドの有効性の比較
A comparison between the effectiveness of quercetin and glibenclamide on β-cells of male mice under oxidative stress
- 出典:
- Romanian Journal of Diabetes Nutrition and Metabolic Diseases
- 2024
- 31
- 126–132
- DOI:
- 10.46389/rjd-2024-1411
- 要旨:
- マウスより採取したランゲルハンス島をメチルグリオキサールで刺激して、糖尿病における酸化ストレスのex vivoモデルとした。ケルセチンの投与は用量依存的に、β細胞のインスリン分泌を増大し、マロンジアルデヒドを軽減し、総抗酸化能を増大した。比較した糖尿病治療薬であるグリベンクラミドは、ケルセチンより優れたインスリン分泌効果を示したが、抗酸化作用では劣っていた。