ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

黄タマネギ皮抽出物におけるケルセチンの安定性とリポソーム強化の側面

Aspects of quercetin stability and its liposomal enhancement in yellow onion skin extracts

要旨:
ケルセチンは、温度には関係なくpH7.4で自己酸化するため、容易に分解する。しかし、リポソームに封入すると、pH7.4で60日間、最大で90%のケルセチンを保護した。ケルセチン/脂質の比率が1:100の場合、リポソーム構造を6か月間維持できた。一方、ケルセチン/脂質の比率が1:20の場合、好ましくない特徴リポソームであった。